東京・東銀座にある群馬のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」で5月23日・24日、スイーツやワインなど群馬の物産を販売する「銀座でおいしい群馬再発見」が開催される。
日持ちのいい「やよいひめ」の日持ちをさらに長くした「恋する果実」
県外の人に知られている群馬の物産といえば「ネギとコンニャク」、これに続くのが「焼きまんじゅう」と「ウメ」だろうか。
「ネギとコンニャク」のネギは下仁田ネギを指すと考えられる。コンニャクの生産量は日本一だが、ネギ全般の場合生産量は千葉県、埼玉県、茨城県がベスト3で群馬県は5位。「ウメ」は和歌山に次いで2位。ソウルフードの「焼きまんじゅう」は他にはないが、いずれも手土産にしづらい点で共通する。
「焼きまんじゅう」を広い意味でスイーツと捉えたとしても、焼いてみそだれを付けて食べなければならず、会社などには持って行きづらい。
今回の物産展に並ぶのは、持って行きやすいものが多く、例えばブランドイチゴ「やよいひめ」を乾燥させた「恋する果実」(ほさか農園=利根郡)、特産のヤマトイモを練り込んだシフォンケーキ「やまといもプレーン」(ルポン=太田市)、観光庁が主催した「世界にも通用する究極のお土産」にノミネートされた「雪ほたかの飲む麹」(かわば=利根郡)など、県内でも珍しいものばかりだ。
開催時間は10時~16時。