前橋市街地でソメイヨシノが満開になり、4月7日は平日ながら花見を楽しむ人の姿が見られた。
前橋の花見ポイントは「さちの池」で知られる前橋公園(前橋市大手3)、群馬県立敷島公園(同市敷島町)、赤城南面千本桜(同苗ケ島町)だ。前橋公園、敷島公園はまさに見頃。赤城南面の千本桜は今週末に見頃を迎えそうだ。
これらの公園以外に、多くの人が「ここを走るのが好き」という隠れた花見スポットが市道00-0015号線、通称「国体道路」だ。
国体道路は1983(昭和58)年、赤城国体に合わせて整備された道路で、陸上競技場、野球場、ラグビー・サッカー場、水泳場などがある敷島公園と、アイスアリーナ、武道館などを備える群馬県総合スポーツセンター(同市関根町)を結ぶ。
利根川沿いの2車線の道路の両側に植えられたソメイヨシノは、満開ともなれば長い花のトンネルとなり、遠回りしてわざわざ通りたくなるような道だ。