高崎だるまの次は招き猫「じゃじゃネコ」マウス-座布団付き

「じゃじゃネコ」シリーズの「リンダ」。金髪に青い目、外国籍のネコと思われる

「じゃじゃネコ」シリーズの「リンダ」。金髪に青い目、外国籍のネコと思われる

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 伝統工芸品と自社のテクノロジーのコラボに挑戦しているアクテブライズ(高崎市中里見町、TEL 027-374-6090)は9月27日より、「ダルマウス」に続く新商品「じゃじゃネコ」シリーズの販売を開始した。

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 同社は、高崎名物の「高崎だるま」や、キャップなどに「空間方向感知センサー」を組み込んだ「ダルマウス」や「マウス to マウス」などで知られる。今回発売した「じゃじゃネコ」シリーズは、「招き猫」に空間方向センサーを組み込んだ商品。招き猫の製造はダルマウスに使用している「高崎だるま」を製造している今井だるま(同市豊岡町)が担当した。

 同社が開発した「空間方向感知センサー」は、傾きの角度でポインタを移動させる技術で、大きい角度で早く、小さい角度でゆっくりと動く仕組み。高崎名物のダルマにこの技術を組み込んだのは「中が空洞だったから」(同社担当者)で、招き猫も中が空洞であること、加えて縁起物であることから白羽の矢が立った。操作面でダルマウスと大きく異なるのが、背面のスイッチの配置。ダルマウスは4つのスイッチが十字型に設置されていたが、じゃじゃネコはタテ一列に並んでいる。

 「ジョイスティックのような操作感だが、傾ける角度によってポインタの動く早さが変わるため、慣れるまでに要する練習時間には個人差がある。すぐ使える人は天才かも」(同社担当者)と話している。

 「じゃじゃネコ」シリーズは、招き猫(価格=7,980円)、ぽん太(8,190円)、リンダ(8,190円)の3種類で、いずれも専用座布団付き。価格が異なるのは、スワロフスキー社製のラインストーンを使ったモデルは材料費がかさんだためだという。サイズは、幅=55ミリ、奥行き=62ミリ、高さ=100ミリ。Windows98、98SE、Me、2000、XP、Vista、CE2.11対応。月間100台の出荷を見込んでいる。

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