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高崎・犬が入れる公園前にドッグカフェ開店-「犬にも優しく」と女性店主

田中さんと愛犬の岳(バニーズマウンテンドック)と桃(フレンチブルドック)、アンケートで要望の多かった「リードの長さを考慮して通路を広く取った」店内で

田中さんと愛犬の岳(バニーズマウンテンドック)と桃(フレンチブルドック)、アンケートで要望の多かった「リードの長さを考慮して通路を広く取った」店内で

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 多くの公園が「犬禁止」の高崎--犬を連れて入れる数少ない公園「八幡霊園中央公園」前に4月18日、犬連れで入店できる「Cafe & Bar りんご」(高崎市若田町、TEL 027-386-6851)がオープンした。

カフェというよりレストランを目指したというメニュー

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 店主の田中瞳さんは3年ほど前からドッグカフェ・レストランの開業を考えていたという。保険のセールスレディーとして働きながら、犬の飼い主を中心にアンケート調査も行ってきた。

 高崎は「もてなし広場」(同市若松町)、「高崎公園」(宮元町)、「観音山ファミリーパーク」(寺尾町)、「観音山野鳥の森」(乗附町)など多くの公園、市街地を流れる烏川の河川敷も犬の立ち入りが禁止されている。

 田中さんは昨年秋、開店準備のため市内各所の物件を見て歩いた。そして選んだのが公園墓地「八幡霊園」の中にある「中央公園」の入り口に前の物件だった。

 「高崎は犬に優しくない街。中央公園は犬と一緒に散歩ができる数少ない場所。『ここだ』と思った」と田中さん。

 アンケートで多かった「メニューが少ない」「営業時間が短い」といった既存のドッグカフェへの不満を解消するために専任のシェフを雇い、ハンバーグやビーフシチューなど約40種類、ソフトドリンクやカクテルなど飲み物も約40種類をそろえ、営業時間も23時までとした。

 田中さんは今後、「ドッグランなどの施設拡充や、飼い主の都合で飼えなくなった犬などの里親探しの場所の提供など『犬に優しい場所』を作りたい」と意気込む。

 営業時間は10時~23時。月曜定休。

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