高崎の牧場直営ジェラートショップで「塩を使ったジェラート」が話題に

牛乳の味の濃さと口溶けが特徴のミルクジェラートの塩バージョン「海のジェラート」

牛乳の味の濃さと口溶けが特徴のミルクジェラートの塩バージョン「海のジェラート」

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 長坂牧場(高崎市鼻高町、TEL 027-310-3011)直営イタリアンジェラートショップ「みるく工房 tanpopo」(同)の塩を使ったジェラートが話題を集めている。

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 1960年代に開かれた長坂牧場は現在、ホルスタインとジャージー種約300頭を飼育している。飲むヨーグルト、ジェラート、ソフトクリームなどの製造販売を始めたのは8年前。牧場主(2代目)の長坂さんは、製造販売を手がけたきっかけを「自分の牧場で絞った牛乳や乳製品を直接消費者に届けたかった」と振り返る。当初は、牧場店とJR信越本線群馬八幡駅前店の2店舗だったが、今年1月に高崎中央店(FC)、3月にけやきウォーク前橋店をオープンし4店舗体制になった。

 ジェラートの種類は25種類。塩を使った「海のジェラート」は8年前からメニューにあったが、当初はあまり売れなかったという。「ジェラートの甘みを引き立たせるために隠し味に使っていた塩の量を増やし、『ソルト』という名前で販売していた。名称を『海のジェラート』に変更してから少しずつ売り上げが増えてきた」(長坂さん)と話す。この夏、塩を使ったスイーツが話題を呼んでいる影響もあり、「現在は、当初の約50倍の売れ行きで、直営店、FC店での販売とは別に、都内のアイスクリームショップやレストランなど約30店舗に1週間で約100リットルを卸している」(長坂さん)という。

 同ジェラートは、イタリアンジェラートにちなみシチリア産の塩を使用している。価格は、コーン、カップとも350円。

みるく工房tanpopo

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