前橋の手打ちうどん店「上州地粉うどん 麦蔵」(前橋市大手1、TEL 027-224-6558)の「カレーうどん」が来店者の7割が注文する人気メニューになっている。
同店は1978(昭和53)年に創業した。群馬県庁、前橋市役所に近く、来店、出前ともに県や市の職員、報道関係者の利用が多い。
カレーうどんは創業当時からのメニューで、夏はつけうどん、冬はカレーうどんを中心にカレー関連の注文が約7割を占める。
うどんは地粉と呼ばれる地元産の小麦粉を使う。地粉のうどんはこしが強いのが特徴だ。「こしの強い麺に絡む最高のカレーつゆにするために試行錯誤した」(同店店主の岩崎慎さん)というカレーつゆ、一般的なものよりカレーの風味が強くよく絡む。
うどん、そば店のカレーは小麦粉でとろみを付けるのが一般的だが、岩崎さんはコーンスターチを使う。「小麦粉よりカレーの風味が残り、うどんの小麦粉の味を引き立てる」(岩崎さん)のだと言う。
価格は「つけカレーうどん(そば)」「山菜カレーうどん(そば)」いずれも650円。営業時間は11時~15時、17時~19時30分。日曜定休。