前橋市街地で7月6日、7日~10日に開催される「七夕まつり」に向け七夕飾りが飾られた。今年は東日本大震災の復興支援がテーマ。
前橋の七夕まつりは1951(昭和26)年から毎年開催されている。昔は4車線の道路に覆いかぶさるように大きな飾りが飾られていた。規模は小さくなったものの、毎年趣向を凝らした手作りの飾りが楽しめるようになった。
大震災からもうすぐ4カ月たつが、被災地ではいまだライフラインすら復旧していない場所もある。
「東北へ とどけ ふっこうの 願い」というメッセージを織り込んだ飾りを作った「寿楽園」(前橋市荒牧町)施設長の関口さんは「復興への祈りを込めて作った。地球儀はお年寄りに拾ってもらった松ぼっくり千個を使った」と話す。
七夕まつり期間中は「ゆかたで飾り見学ツアー」や、ゆかた姿の買いもの客に特典を付ける「ゆかたでチョットお得」、「ゆかたファッションショー」など「浴衣」にまつわるイベントが開催される。
9日・10日にはグリーンドーム前橋第6駐車場から前橋テルサまで無料のシャトルバスを運行する。運行時間は11時~21時。