東京電力が行う計画停電第5グループの高崎・前橋市街地で3月16日9時40分過ぎ、実質初となる計画停電が実施された。
高崎・前橋では、14日は15時20分から、15日は12時20分から停電が予定されていたが、予定時間を過ぎても電力が供給されたため、対応が可能な店舗、病院などでは臨時的に営業、外来診療を行うところも見られた。
高崎前橋経済新聞を運営するフェイス(前橋市南4)では16日、予定時間10分前にネットワークサーバーや端末の電源を落とし停電に備えたものの、予定時間の9時20分を過ぎても電力が供給されていたため9時35分に電源を入れたが、約5分後に切れた。
道路では発電機能を持つ信号機以外が突然消えた。消えた瞬間は戸惑うドライバーも見られたが、譲り合いながら通行していた。南町、文京町、天川大島町では警察官が立つ交差点は少なかった。