高崎唯一の酒蔵で「日本酒」勉強会-メーンは利き酒コンテスト

きき酒に取り組む参加者たち

きき酒に取り組む参加者たち

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 NPO法人「源流」(高崎市倉渕町、TEL 027-378-9577)は6月16日、牧野酒造(同、TEL 027-378-2011)の協力で「第3回日本酒の勉強会(大盃を楽しむ会)」を開催した。

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 梅雨入りしたとは思えないような青空が広がった倉渕町。「日本酒の勉強会」のメーンイベントである利き酒会場(牧野酒造内)に集まった参加者は35人。利き酒は、6種類の日本酒が入った2グループ(6本×2)の瓶を飲み比べ、同じ酒を当てるランキング方式で競われた。利き酒のコツについて同社牧野社長は「好きな順番に並べること」と言うが、参加者の中には「どれもうまくて甲乙付けがたい」などの声も上がった。

 今回、利き酒に与えられた時間は各グループ(6本=6種)各10分。利き酒中は、感想や意見を口に出してはいけないというルールがあることもあって、静かに進んだ。20分経過後、解答用紙を提出した参加者は、ほっと一息、用意された竹の子の煮付けなどを食べながら、利き酒の感想を語り合う人も。参加者の職業はさまざまで、倉渕に窯を開いた陶芸家、佐藤けいさん、群馬県産業経済局観光局の金井局長などの姿もあった。同局長は「高崎駅から『ぐるりん』で来た。天気も自然も酒もいい」が「利き酒は、全部おいしかった」と話していた。

 利き酒の後は倉渕温泉(同市倉渕町)に場所を移し、温泉を楽しんだ後、表彰式、酒の勉強会(懇親会)が開催された。今回の優勝者は、鈴木さん(同市在住、学生)。優勝者には副賞として佐藤けいさんの「ぐいのみ」が贈られた。鈴木さんは「日本酒が好き。卒論のテーマも日本酒」と話した。

 今回の参加費は11,000円(宿泊費込み)。次回の開催日は決まっていないが、今までと同様に年1回開催していく予定だという。

NPO法人源流牧野酒造

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