創業58年「デカ盛り」の老舗、焼きそばのデカ盛り度は?-高崎もりや食堂

イートインの場合、「大」は直径31センチの皿で

イートインの場合、「大」は直径31センチの皿で

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 1952(昭和27)年創業の老舗食堂「もりや食堂」(高崎市新田町、TEL 027-322-0746)で評判の焼きそば「大」のデカ盛り度を調べてみた。

ゆでた麺を上げるざるも特別仕様

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 ごはんとみそ汁のセット(290円)に焼き魚など好みのおかず(50円~430円)を選ぶ定食と焼きそばで知られる同店。定食のおかずは焼き魚、メンチ、コロッケ、ポテトサラダなど約34種類をそろえる。焼きそばは「大」(600円)、「中」(460円)、「小」(360円)の3種類があり、「大」は約1キロのデカ盛りだ。

 焼きそばは蒸し麺を一度ゆでて使うのが特徴で、弾力と程よい柔らかさがある。店主の柳沢美根子さんは「蒸し麺は季節によっても仕上げによっても乾燥の具合が違うため、ゆでることにより均一な状態を保っている。具はキャベツと揚げ玉のみ。作り方も味付けも、昔から何も変えていない」という。

同店の利用客のうち6~7割が注文する焼きそば。夏になると祭りやイベント用にと1度に300人前の注文も入る。

 「大」は店内で見ても壮観だが、テークアウトにするとその重さに圧倒される。香ばしいソースの香りがする薄紙で包まれた容器を見ると「焼きそばかな」と思うが、持ち上げると「本当に焼きそばか?」と戸惑うほどで、焼きそばのデカ盛り度としては迫力満点だ。

 6歳の時から同店に通っているという渡辺さん(中尾町在住)は「揚げ玉にソースがしみて、それが麺にからみ本当においしい。子どものころから食べているが飽きない。これからも食べ続ける」と力を込める。

 「久しぶりに見えたお客さまが『懐かしい』と言って食べてくれることがうれしい」という柳沢さんはキャベツをいためながら麺をゆで、昔と同じ味の焼きそばを作り始めた。

 営業時間は10時~15時(土曜は7時30分~14時)。日曜・祝日定休。

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