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群馬大学で「仕分け人」が講師の講演会-「はやぶさ」にも言及か

千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長

千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長

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 小惑星探査機「はやぶさ」(第20号科学衛星MUSES-C)帰還の興奮冷めやらぬ中、群馬大学(前橋市荒牧町、TEL 027-220-7123)は6月29日、千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長を講師に招き公開文化講演会を開催する。

昨年の文化講演会の講師は

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 松井所長は1986(昭和61)年、英国の科学雑誌「ネイチャー」に発表した「水惑星の理論」で世界的な注目を集めた日本の惑星科学の第一人者。「2番じゃだめですか」で注目された行政刷新会議、いわゆる事業仕分けの仕分け人を務めたことでも知られる。

 群馬大学は1970(昭和45)年から年1回、学術、文化各界の有識者を招き文化講演会を開催してきた。通常の文化講演会は200人定員のホールで開催するが、今回は『事業仕分け』に『はやぶさ』と話題性が高いため、会場に定員500人の大講堂を用意した。

 当日は「太陽系そして銀河系スケールで地球を考える」をテーマに、地球という惑星を知り抜いた松井さんならではのテーマとして、地球温暖化問題、資源エネルギー問題など、本質を突く議論や地球を宇宙から見ることによる全く新しい地球観、文明論を展開する予定。

 会場は群馬大学荒牧キャンパス(同)教養・教育GB棟155講義室。開催時間は16時~17時30分。入場無料。事前申し込み不用。キャンパス内の駐車場を使用できる。

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