社長の「出身地」にこだわった物産展、高崎で-創業時の売り場も再現

連休中は実演販売なども実施した「うまいもの市」

連休中は実演販売なども実施した「うまいもの市」

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 自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆と陶器販売を手がける「大和屋」(本社=高崎市筑縄町)が創業30周年事業のひとつ、「うまいもの市」を高崎本店(同)で開催している。

創業当時の店舗を再現

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 同社は1980年、長崎県出身の平湯正信社長が上並榎町で創業した。当時はコーヒー豆の自家焙煎を手がける店舗は珍しかった。同社は現在、直営の販売店5店、喫茶店1店とグループ店31店舗を展開する。

 本店で開催中の「うまいもの市」には、長崎名物アゴ=トビウオのだし粉、アオサ、海ブドウなど約150種類の物産が並ぶ。連休中はこのほかに群馬県産のフルーツトマト「ひなほっぺ」、福井県産「焼き鯖寿司」、長崎県産のかまぼこ「五味八珍」など8種類の商品を日替りで提供した。

 うまいもの市のとなりには創業当時の店舗で使っていたテーブルといすを置き「30周年記念コーヒー」の試飲サービスを実施した。同店担当者の野村さんは「テーブルといすは色を塗り直し、がたつきを直した。当時の店を知っているお客さまから『懐かしい』という声が寄せられた」と話す。

 記念コーヒーは平湯社長自身がインドネシアに買い付けたマンデリンで、「濃厚なこくが特徴。アイスコーヒーは濃いめに落とし、濃厚なこくと深い甘みを味わってもらえるようにした。連休中、初夏のような日が続いたせいかアイスコーヒーの売れ行きがよかった」(野村さん)とも。

 営業時間は10時~19時30分(日曜、祝日は19時)。うまいもの市は5月16日まで。

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