高崎でアフリカの飢餓と貧困を訴える写真展開催へ-バオバブの会

飢餓と貧困の様子がひしひしと伝わってくる写真の1枚

飢餓と貧困の様子がひしひしと伝わってくる写真の1枚

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 西アフリカ、ブルキナファソ共和国の「栄養失調児回復センター」の活動を通して飢餓と貧困への支援を訴える「ブルキナファソ栄養失調児回復センター写真展」が2月18日から、「YOU HALL」(高崎市高松町 NTT東日本群馬支店内、TEL 027-324-1120)で開催される。

遠くアフリカの地で活動を続ける黒田小夜子さん

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 ブルキナファソは1960年にフランスから共和国制のオートボルタとして独立、1984年に国名をブルキナファソに改めた。

 ブルキナファソも他のアフリカの国と同様に飢餓と貧困に苦しんでいる。同国の国立病院に勤務していた日本人シスターで看護師で助産師の黒田小夜子さんは、こうした窮状を見かねて1998年、ブルキナファソ栄養失調児回復センターを設立し、子どもたちの支援を始めた。

 同センターの支援の方針は栄養失調児を抱える家族とともに栄養面、医療面の支援が主だが、自給自足のための農業指導、家畜の飼育、教育を通して自立へと導く。

 今回の写真展を主催するバオバブの会の内山恵子さん(前橋市在住)は「シスターの活動に感銘を受け、活動を支援している。極度の貧困と飢餓に苦しむ子どもたちの状況を見てもらい、子どもとその家族が自給自足するために必要な支援をお願いできれば」と来場を呼びかける。

 時間は10時~18時。2月23日まで。

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