不要になった「ひな飾り」を町内で展示-高崎・新町で飾り付け始まる

新町まちづくり塾長の金井さん、明治時代のお内裏様を手に飾り付けを指導

新町まちづくり塾長の金井さん、明治時代のお内裏様を手に飾り付けを指導

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 高崎市新町で1月29日、町内から集めた不要になった「ひな飾り」を商店街などに展示する「新町ひなまつり」の準備が始まり、メーン会場の明治天皇新町行在所や新町商工会館、店舗60店で飾り付けが始まった。

段飾りになる前の明治時代のひな飾り

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 「新町ひなまつり」は新町の地域振興を手がける「新町まちづくり塾」が中心となり2007年から開催している。

 ひな飾りは子どもの成長とともに飾る機会が少なくなったり、住宅事情により大きな段飾りを飾れなくなったりと押し入れや納戸にしまったままになってしまうことも多い。そのため、「不要になったひな飾りを寄贈して」という呼びかけに約100基のひな飾りが集まった。

 ひな飾りは古いものでは江戸時代、明治初期に作られたものもあり、歴史的資料として鑑賞する楽しみもあれば、電器店やタイヤショップなどに飾られたひな飾りのミスマッチな情景も楽しめる。

 ひな飾りの観覧時間は展示施設や店舗の開館・営業時間による。各店舗の飾付けが終了するのは2月7日で、3月3日まで展示する。

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