辻村寿三郎さんの特別企画展が1月23日、絹のテーマパーク「日本絹の里」(高崎市金古町、TEL 027-360-6300)で始まった。
日本絹の里は、「絹」と寿三郎さんの「弟子」で歯科医師の清水英寿さん(上小塙町)が取り持つ縁で、毎年寿三郎さんの特別企画展を開催している。
今回は「平家物語縁起」の新作を中心に、「阿蘭陀異聞」「南北五人女」「西鶴五人女」などの代表作48点を展示する。
寿三郎さんの作品といえば1974(昭和49)年にNHKで放送された「新八犬伝」の人形が有名だが、その後は人形だけでなく舞台衣裳のデザインや人形芝居を手がけるなど総合的なアーティストとして注目を集める。
2月7日には寿三郎さんを招き、ギャラリートークとサイン会を開催する。
開館時間は9時30分~17時。火曜休館。観覧料は、大人=400円、大高生=250円、中学生以下無料。3月8日まで。