高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)で1月17日、群馬県にゆかりの若手作家の作品を展示する企画展「作家王国 ウォーターガール」が始まった。
今回は横田尚さん(前橋市出身、横浜市在住)、渡辺香奈さん(岩手県盛岡市出身、高崎市在住)2人の女性作家の作品計88点を展示する。
横田さんは、目鼻立ちのはっきりとした顔の女性をさまざまなポーズで描く。デフォルメした女性の姿は一度見たら忘れられないインパクトがある。裸だったり、ちらっと下着が見えていたりとなまめかしさを持つ反面、意志の強さや希望、悩みなど女性の内面を描き出す。
一方の渡辺さんは、雨を傘で遮る群像、雨上がりなど「雨」にこだわる。横田さんが女性と一緒に金魚を描くことと、渡辺さんの雨から「ウォーターガール」の名が付けられた。
1月30日には横田さん、2月6日には渡辺さんがギャラリートークを行う。開催はいずれも14時から。ギャラリートーク翌日には各作家によるワークショップも開催する。要予約。
開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。月曜休館。観覧料は、一般=300円、大高生=200円。2月21日まで。