前橋「T-1グランプリ」いよいよ開幕-「揚げたてソースカツ丼」で勝負

「おそば屋さんのソースカツ丼」のルーツは1920(大正9)年にさかのぼる

「おそば屋さんのソースカツ丼」のルーツは1920(大正9)年にさかのぼる

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 群馬県産の豚肉を使った料理の頂点を競う前橋「T-1グランプリ」の決勝戦が1月16日、いよいよ開幕する。決勝戦に出場する「そば処 大村総社」(前橋市総社町、TEL 027-251-5807)の柴崎清一さんは、トンカツの揚げたてにこだわる。

創業41年の老舗「そば処 大村総社」

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 大村総社が開店した1969(昭和44)年当時、「そば店でカツ丼を提供する場合、揚げたカツを仕入れて使う店がほとんどだったが、『できたてを提供する』をモットーにした『大村』ののれんに恥じないよう、当店では肉を仕入れてカツを揚げた」(柴崎さん)という。

 同店では今も変わらず、揚げたてのカツを使い丼ものを提供する。特に「衣がうまい」という評判もあり、「T-1グランプリ」には「おそば屋さんのソースカツ丼」(870円)でエントリーした。

 昨年12月、T-1グランプリの事務局から決勝戦に残ったという知らせを受け、「非常にうれしかった。T-1グランプリの決勝戦に出ることを目標にしていた」と振り返る。

 子どもから年配まで、同店利用客の7割近くがオーダーするソースカツ丼。「日がたつにつれ、決勝戦に残った責任感をひしひしと感じるようになった。決勝戦に進出した6つのメニュー、中でも当店の揚げたてのソースカツ丼をぜひ食べてみてもらえたら」と投票を呼びかける。

 T-1グランプリは、決勝に残った6店舗中2店舗以上で指定メニューを食べた人に投票権が与えられる。投票参加者には抽選で、豚肉1年分(1キログラム×12カ月)などの賞品を進呈する。

 決勝戦は2月28日まで。

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