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鎧塚シェフ、群馬のイチゴ園訪問 「やよいひめパフェ」間もなく解禁

生産農家の南さんと話しながら「やよいひめ」を味見する鎧塚シェフ

生産農家の南さんと話しながら「やよいひめ」を味見する鎧塚シェフ

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 パティシエの鎧塚俊彦さんが2月16日、「やよいひめ」の生産農家「ストロベリーみなみ」(榛東村)を訪問した。

【写真】「やよいひめのパフェ」とコース

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 「やよいひめ」は群馬のブランドイチゴ。1996年から「とちおとめ」と「とねほっぺ」を交配して選抜・育成を重ね2005年に品種登録された。イチゴの多くは気温が高くなると品質が落ちやすいが、「やよいひめ」は3月以降も品質が保たれるのが特長。群馬県内のイチゴ生産量2,990トンの内、「やよいひめ」が約8割を占める。(2015年農林水産省調べ)

 県は「やよいひめ」の知名度アップを目的に世界的に知られる鎧塚シェフにデザート開発を依頼した。

 でき上がったデザートは「やよいひめパフェ」。カットした「やよいひめ」の上にムースショコラオレ、さくさくした食感のフィアンティーヌを重ね、ピスタチオと練乳のアイスクリームがのっている。ほのかにオレンジのリキュールが香る。

 鎧塚シェフは食材の産地を訪ね、生産者と直接コミニュケーションを取ることで知られる。訪問先の「ストロベリーみなみ」は1月に開催された群馬県の品評会で知事賞を受賞した「やよいひめ」の生産者だ。

 鎧塚シェフは「実際に南さんの農園を見て、情熱を持ち真面目に生産されていることが十分に伝わってきた。このように産地を見ておくと食材を使用するにあたっての気持ちが全然違ってくる」と声をはずませる。

 南明法さんは「私たちの生産について興味を持っていただけたので、さらにやりがいが増す。『やよいひめパフェ』は生クリームとアイスクリームとやよいひめが一体になった時の味が格別。ひとりでも多くの人に食べてもらえたら」と呼び掛ける。

 「やよいひめパフェ」は3月15日~31日、「Toshi Yoroizuka Mid Town」(港区赤坂)、「Toshi Yoroizuka TOKYO」(中央区京橋)で提供する。価格は1,350円。「Toshi Yoroizuka TOKYO」ではコースでの提供となるため2,000円。

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