高崎駅構内ハイヤー組合は12月10日から、「榛名湖イルミネーションフェスタ」(高崎市榛名湖町)開催期間中、「駅から観タクン 榛名湖イルミネーションコース」を追加し、主に他県からの利用客獲得を目指す。
榛名湖イルミは「冬の湖」「手作り」が話題を呼び、群馬県内だけでなく他県からの来場も多い。「昨年のアンケート結果では、1割強が他府県からで埼玉県からが最も多かった」(榛名観光協会榛名湖支部の小林さん)という。
榛名湖の最寄り駅はJR渋川、東京方面からなら高崎駅だが、これらの駅からの交通手段はバス、タクシーを含む車となる。
温暖化の影響か昨シーズン、榛名湖は結氷不充分で「ワカサギの穴釣り」を解禁できなかった。とはいうものの榛名湖町は気温が低く道路が凍結することも。冬用タイヤの装着を呼びかけているが、他県から車でやって来る人の中にはノーマルの人もおり、到着した途端に「凍結したらどうしよう」と慌てて帰る人もいた。
「駅から観タクン 榛名湖イルミネーションコース」は「『冬用の装備がない、もしも凍結していた場合に運転の自信がない、でもゆっくりイルミを楽しみたい』という人向けに安全性はもちろん現地滞在時間を1時間に設定した」(JR東日本高崎支社の佐藤さん)と話す。
利用料金は1台(4人まで乗車可)8,800円。全行程3時間。今月27日まで。