落ち葉やドングリで「染色」ワークショップ-高崎・染料植物園で開催へ

ドングリ、クヌギ、クチナシなど公園や雑木林で手に入る染色材料

ドングリ、クヌギ、クチナシなど公園や雑木林で手に入る染色材料

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 高崎観音山にある「高崎市染料植物園」(高崎市寺尾町、TEL 027-328-6808)で10月9日に始まった「草木染・四季の彩」展の一環で、落ち葉やどんぐりなど身近な植物を使って染色を体験するワークショップが開催される。

カイガラムシを使って染めた着物などの展示も

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 ワークショップが開催されるのは「草木染・四季の彩」開催中の日曜・祝日が中心。簡単なものではハンカチやバンダナを藍(アイ)などで染める体験だが、10月25日には絹糸(80グラム)を染めるワークショップ、11月22日には落ち葉やドングリなど庭や公園などで手に入る植物を使った染色を学ぶワークショップ「子どもと楽しむ染色レシピ」を開催する。

 「子どもと楽しむ染色レシピ」は、家庭や学校で実践できる染色レシピを元に、染色の実演を見て学んだ後、同園内で落ち葉やドングリなど染色に使える植物を採取して持ち帰り染色するという内容。

 「ドングリを使うと薄茶色に染まるが、媒染に用いる金属によって色が変わる。鉄なら紫色ががったグレー、アルミなら肌色に。落ち葉を使いアルミ媒染すると茶色がかったオレンジ色になる」(同園担当者)というから興味深い。

 「子どもと楽しむ染色レシピ」(定員25人、参加無料)、絹糸の染色体験(定員20人、参加費=3,000円)など、いずれも事前の申し込みが必要。

 開館時間は9時~16時30分。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は、一般=200円、大高生=150円。

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