経済効果をねらい打ち上げ場所を変更-「榛名湖花火大会」

榛名湖名物「水中花火」。渋滞に巻き込まれてもまた見たくなる花火

榛名湖名物「水中花火」。渋滞に巻き込まれてもまた見たくなる花火

  • 0

  •  

 7月4日から開催されている「榛名湖ビッグサマーフェスタ09」の一環イベント、「榛名湖花火大会」が8月7日に開催される。

「水中花火」をもっと見る

[広告]

 榛名湖の花火大会は、1955年(昭和30年)から開催されている歴史のある大会のひとつ。湖上に浮かべたボートから打ち上げる「水中花火」で知られ、毎年この花火大会を目当てにした観光客で11軒ある湖畔の宿もちろん、榛名山中腹に位置する伊香保温泉の旅館やホテルも満室になる。

 高崎市榛名支所の担当者は「今年は氷の状態が悪くワカサギ釣りが解禁にならなかったので、花火大会による経済効果に期待を寄せている。今年は打ち上げ場所を見直し、商店街方面へ移動した」という。

 榛名湖畔の宿や店舗がにぎわうのは、ワカサギ釣りの解禁日と花火大会。地球温暖化の影響か「榛名湖が結氷しないことによる打撃は大きく、冬のワカサギ、夏の花火が崩れつつある」(同担当者)と困惑を隠さない。

 榛名湖の花火といえば「渋滞」という言葉が返ってくるほど、行き帰りは大変だが、昨年は2万人が水中花火を楽しんだ。

 当日は19時から灯ろう流しが行われ、19時30分から花火の打ち上げが始まる。荒天の場合は14日に延期。

後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース