旧高崎藩主「安藤家」のお宝から大名文化を探る-高崎市タワー美術館

江戸時代のひな道具

江戸時代のひな道具

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 高崎市タワー美術館(高崎市栄、TEL 027-330-3773)で開催されている旧高崎藩主、安藤家のお宝を展示する「香る大名文化・安藤家の至宝展」の会期終了が迫っている。

関ヶ原の戦い(1600年)の年に書かれた徳川家康の書状 花押の上に「家康」の文字が

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 17世紀、高崎藩主だった安藤家は、徳川の譜代大名として幕府の要職を歴任し、幕府の最高の職である老中を4人輩出した名家で76年間高崎藩を治めた。

 高崎市には現在も初代、重信が植えたといわれるハクモクレンの古木や寺などに寄進された像など文化財が残っている。今回の展示では、安藤家に伝来する美術工芸品を、高崎に残された文化財などから香り立つ大名文化をひもとく。

 同展では茶道具、香道具、絵画、書など約130点を展示しており、中にはひな祭り用の道具、徳川家康実筆の書状、絵馬など珍しいものも多い。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。入館料は、一般=500円、大高生=300円。5月31日は吉井町との合併を記念した「新高崎市誕生」祝いのため無料になる。

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