アルゼンチンタンゴ同好会「タンゴアルゼンチーノ群馬(TAG)」が5月9日、「フットワーク前橋ホール」(前橋市千代田2)で、「アルゼンチンタンゴ無料体験」イベントを開催する。
TAGは2007年9月、正式に組織化されたアルゼンチンタンゴ同好会で、約20人の会員がプロダンサーの指導を受けながら活動している。
今回のイベントでは、タンゴの普及を目的としたアルゼンチンで現役のプロダンサーとして活躍する川島千江子さん(群馬県館林市出身)と、パートナーのJavier(ハビエル)さんを講師に招く。
川島さんは都内でファッション誌やテレビCMのスタイリストとして活躍していた1995年、アルゼンチンのタンゴショー「タンゴポルドス」の日本公演を見たのをきっかけにタンゴを始め、1998年には単身アルゼンチンに渡り、世界的に知られるダンサー、エドワルト&グロリア、グスターボ・ナベイラらに師事。2000年にはアルゼンチンの老舗タンゴバー「Bar Sur」の日本人初のレギュラーダンサーに抜てきされた。
日本では2002年に開催された沖縄での講演をきっかけに話題になり、テレビなどで取り上げられた。2007年にはニューズウィーク誌の「世界で尊敬される日本人100人」の一人に選ばれた。
今回のイベントではTAG会員対象のワークショップだけでなく、川島さんとハビエルさんが無料体験も指導する。TAGでは「ダンスの経験がなくてもオーケー。動きやすい服装で、気軽に参加してもらえたら」と呼びかけている。
開催時間は11時~12時。希望があれば16時~17時30分に行うワークショップにも参加(参加費=3,500円)できる。受講にはスニーカーなどゴム底の靴は不可。ダンスシューズまたはパンプスなど底が滑る靴が必要。