群馬県庁で3月6日、農村女性の起業や活動をPRするイベント「かあちゃんの天下一品フェア」が始まり、あいにくの天候にも関わらず10時の開場とともに多くの人が詰めかけた。
同フェアの開催は今回が7回目。前回は56団体が農産物、農産物加工品などを販売し、2日間で約550万円を売り上げた。今回は55団体が出店し、500アイテムを超える商品をそろえる。
前回も参加した農業生産法人「ヤバタファーム」(前橋市後閑町)の矢端晴美さんは「雨のため出足は良くないが、今回も頑張る。前回好評を博した『モッフル』は人手の関係で販売しないが、試食用は作る」と意気込む。
初めて参加した「ふくちゃんまんじゅう」(北群馬郡吉岡町)は、吉岡町産のイチゴを使った「いちご大福」(150円)を300個限定で発売している。「売れ行きは好調。開始から1時間で100個売れた」(福田千代子さん)という。
会場には甘味「100円喫茶」も設ける。このほか、農村女性起業相談(11時~15時)、農業法人などへの就職相談を受け付ける「就農相談会」(10時~15時)も行う。
開催時間は10時~16時。7日まで。