シドニーオリンピック(2000年)、アテネオリンピック(2004年)で女子ソフトボール日本代表チームの監督を務めた宇津木妙子さんが2月19日、群馬県立産業技術センター(前橋市亀里町)で講演を行う。
講演は、エプソン販売埼玉支店(さいたま市大宮区、TEL 048-644-3408)が開催する「エプソン知って得する体感フェア」の一環。宇津木さんへの講演依頼について、同社担当者は「昨年の北京オリンピックでの日本女子ソフトボールチームの活躍は記憶に新しいが、チーム自体いろいろな意味で辛い時期もあったと聞く。さまざまな局面における宇津木さんの考え方は企業人にも参考になるのではと思いお願いした」と話す。
宇津木さんはシドニー(銀)、アテネ(銅)でメダルを獲得した後、退任。現在は「ルネサス高崎」(高崎市西横手町)の女子ソフトボール部シニアアドバーザーとして、宇津木麗華監督とともに後進の指導に当たっている。
監督時代、宇津木さんは指導が厳しいことでで知られ、「鬼監督」と呼ばれた。しかし、北京オリンピックで日本代表チームが金メダルを獲得した瞬間には生中継中にもかかわらず号泣し、愛情を込めて選手を紹介するなど「仏」の一面を披露した。
講演時間は13時30分~15時。当日は宇津木さんの講演のほか、デジタル一眼レフのRAWデータのプリント方法、Wordを使ったチラシ作りのポイントなどのセミナーも開く。フェアの開催時間は10時~17時。講演会への参加は無料だが、事前に電話申し込みが必要。申し込みの締め切りは18日正午まで。