高崎・物産市に、ハチが交配・猫が守った「ぶんぶんとまと」-ケチャップやジャムも

群馬県人に人気の群馬の物産を集めた物産市。「ぶんぶんとまと」のブースではトマトの試食も

群馬県人に人気の群馬の物産を集めた物産市。「ぶんぶんとまと」のブースではトマトの試食も

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 マルハナバチで自然交配したトマト「ぶんぶんとまと」の生産を手がける「とまとふぁーむ加藤農園」(富岡市黒川、TEL 0274-63-4850)が、高崎タカシマヤ(高崎市旭町、TEL 027-327-1111)で1月28日から始まった「第30回群馬展」に出店している。

冬におすすめのトマトジュースも色鮮やか

 同農園代表の加藤文吾さんは「自然受粉で栽培したトマトは、活性酸素を抑制する働きで知られるリコピンの含有量が多いため赤い色が鮮やかでしょう」と胸を張る。

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 加藤さんは1989年に報道されたニュースで、オランダでハチ交配によるトマト栽培が行われていることを知り、翌年にはマルハナバチを取り寄せ挑戦を始める。

 「最初は思うようにいかず周囲から、『こんなに高いハチを買って、採算が取れるのか』と言われたこともあった。収穫できるようになっても、味はいいのにサイズなどが市場の規格に合わなかったり、指定される収穫量に達しなかったりと売れないこともあった」(加藤さん)と振り返る。

 加藤さんは1995年、「量より質を求める人に食べてもらうためには、スーパーマーケットや消費者に直接販売するしかない」と質より量を重んじる市場を捨て、直販に切り替えた。栽培量が安定した2001年には、トマトジュースやケチャップなどの加工品を手がけるようになった。

 同農園では現在、3棟のビニールハウス(総面積=5,000平方メートル)で年間を通じてトマトを栽培している。「トマトは人間だけでなく鳥も好むため、ヒヨドリやムクドリが入ってくる。トマトを守るためハウスに猫を放し、ガードしてもらっている」(同)とも。

 手塩にかけて育てたトマト、加藤さんは「生はもちろんだが、生を食べる機会が少なくなる冬にはトマトジュースを飲んでほしい」と力を込める。トマトジュースはそのまま飲むだけでなく、みそ汁のみそを薄めにしてトマトジュースを入れると、「トマトジュースの酸味が抑えた塩分を感じさせない仕上がりになる」(同)という。

 価格は、「絹子のトマトジュース(無塩)」(500ミリリットル)=1,050円、「絹子のトマトケチャップ」(400ミリリットル)=1,260円、「絹子のトマトジャム」(400グラム)=1,260円など。

 営業時間は10時~19時(土曜・日曜は19時30分まで)。出店は2月3日まで。

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