榛名湖(高崎市榛名湖町)で開催している「榛名湖イルミネーションフェスタ2008」が会期を4日残した12月21日、すでに「昨年を軽く超える人出」(同市榛名支所担当者)を記録していることがわかった。
榛名湖イルミネーションは地元の有志が2006年から開催しているイベントで、今年は12月10日に点灯した。
開催期間中のため正式な数字は出ていないが、13万人という昨年の来場者記録を上回る結果となるようだ。
今年、初めてロープウェーの夜間運行を実施した榛名山ロープウェーの索道長、原田さんは「16時40分から運行するが、16時前後から並ぶ人が出た。運行は会期中の土曜・日曜と24日、25日の6日間。3分の2の日程を終えた21日までの4日間で大人=3,096人、子ども=340人、合計3,436人(乗車数は6,872人)と、当初の予想を上回った」と声を弾ませる。
榛名山ロープウェーは全長527メートルで、榛名湖畔と標高差300メートルの榛名富士山頂間を結ぶ。榛名富士山頂は前橋、高崎とその周辺部の夜景のナイスビューポイントだ。
「1996年にリニューアルするまでは運転所が山頂駅にあり、運行期間中は宿直があった。そのため夜景も見慣れてしまっており、『素晴らしい夜景』と言われてもピンと来ないが、宿直を通して四季折々の美しい自然を堪能した。夜景もずいぶん遠くまで見える」(原田さん)と話す。
イルミ点灯時間は17時~22時。榛名山ロープウェーの運行時間は16時40分~。24日のクリスマスイブ、25日の榛名湖イルミ最終日に夜間運行を予定している。今月25日まで。
榛名湖へのルートは数本に限られ、いずれも冬用タイヤが必要。「運転に自信のない人はシャトルバスの利用を」(同支所担当者)呼び掛けている。