群馬県のPR大使=ぐんま大使に選ばれたタレントの中山秀征さん、井森美幸さんに12月10日、大澤正明群馬県知事から委嘱状が手渡された。
大澤知事は「群馬県をもっとPRしたい」とあいさつした後、「中山さんと井森さんはファン層が幅広く、知名度抜群。その上、アットホームな雰囲気と気さくな人柄が群馬県人の気質そのものと思う」と二人を抜擢した理由を明かした。
中山さんは藤岡市出身で、ぐんま大使に先駆け昨年3月から「藤岡市観光大使」を務めている。「群馬をこよなく愛する」という中山さんは「ぐんま大使」の命を受け、「来たぁ、という感じ」と喜びを表現した。
中山さんはレギュラー番組「ウチくる!?」(フジテレビ系)などのトーク中、大使に選ばれる前から進んで藤岡ネタや群馬ネタを披露し笑いを取っているが、記念すべき初代ぐんま大使に選ばれたことを受け「心してやりたい」と一層の意欲を見せた。
一方の井森さんは下仁田市出身で、バラドルの元祖のひとりだがデビューから20年以上たった今でもキャラを変えずにバラエティー番組などで活躍している。
ネット上では、デビュー当時のキャッチフレーズ「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」をもじって「いまだに誰のものでもありません」などと話題にされているが、「40代というキリのいいところで大命を受け、誠にうれしい」とあいさつした。
大澤知事は「情報発信力のある二人に、あらゆる場面で群馬をアピールしてほしい」と要請。井森さんはさっそく、群馬県産いちご「やよいひめ」を手に「やよいひめのように甘い女になりたい」とPRする一幕も。
ぐんま大使の就任に合わせて群馬県では「群馬超元気化計画」と銘打ったプロジェクトを始動。群馬県の観光キャッチフレーズとロゴマークの募集を開始した。