作家の活動支援と商店街の活性化を目的にしたコラボ企画「Oneテーブルギャラリー(OTG)が12月1日から、高崎市内の2店舗、玉村町の1店舗で始まる。
OTGはショップ内に設置したテーブルまたは棚などに作家の作品を展示し、話題づくり、知名度アップ、また販売することによりショップと作家双方の収益を目指すプロジェクトで、今年7月~10月、作家4人と高崎市内のショップ4店でテスト開催した。テスト開催後、作家、ショップ担当者などの意見を高崎前橋経済新聞で集約。会期などを変更した上で本開催にこぎ着けた。
今回は、陶芸家の石橋紀子さん(吾妻郡在住、第82回国展入選)の作品をインテリアショップ「QUADROPHENIA(クワドロフェニア)」(高崎市菅谷町、TEL 027-372-8992)で、画家の水村綾子さん(八王子市在住、第4回、5回群馬青年ビエンナーレ奨励賞)の作品を喫茶店「セリーズハウス」(佐波郡玉村町、TEL 0270-65-1055)で、陶芸家のマゼキヤ・ナターリャさん(ウクライナ出身、2003年群馬県県展入選)の作品を「TODOKORO」(高崎市檜物町、TEL 027-322-1766)で展示する。
初登場のマゼキヤ・ナターリャさんはキエフ大学、北京言語文化大学で中国語を学んだ後、1997年に東京拓殖大学留学生別科に入学、翌年から陶芸を習い始め、陶芸教室の講師や通訳をしながら活動している。
3人の作品の販売価格は500円前後~3万円前後。「クリスマスプレゼントなど贈り物におすすめのものがあるので、ぜひ3店を回って」(3作家、3店舗の担当者)と呼びかけている。
会期は来年1月31日まで。時間、定休日は各店舗の規定通り。OTGに関する問い合わせは高崎前橋経済新聞まで。