大型専門店誘致視野に「けやきウォーク」増床-来夏計画着手

「けやきウォーク前橋」東側のメーンエントランス(写真中央)

「けやきウォーク前橋」東側のメーンエントランス(写真中央)

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 昨年3月にオープンした市街地型大型SC「けやきウォーク前橋」(前橋市文京2、TEL 027-220-5511)が、増床計画に着手する考えを明らかにした。着手は来年夏。

けやきウォーク前橋のクリスマスイルミ

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 「けやきウォーク前橋」の敷地面積は94,378平方メートルあり、敷地内に3,300台分の駐車場を完備。店舗面積は50,618平方メートルで、「アピタ」を除くモール部分の店舗面積が38,669平方メートルある。

 増床計画について「なにせ相手があることなので」としながらも、浅井和彦支配人は「当SCの敷地は当社所有のため増床も柔軟に対応できる。駐車スペースは空間利用も視野に入れる。テナントとの交渉はこれからだが、増床部分に集客力のある大型専門店といくつかの専門店を誘致したい」との構想を明かした。増床は店舗東側の駐車場の一部(6,000~10,000平方メートル)を想定している。

 また接客態度などの実態を把握する目的で6月に実施した「覆面調査」について、「調査結果がフィードバックされた9月から各テナントと情報を共有し、いいことは更に伸ばし、悪いことは改めるための具体策を展開中」(浅井支配人)とし、「テナントの売り上げと接客態度の善し悪しが比例状態にあることがデータで確認できた」(同)と話した。

 11月20日には「スマーク伊勢崎」(伊勢崎市西小保方町)、27日には「ウニクス高崎」(高崎市飯塚町)、また来年春には「クロスガーデン前橋」と、「けやきウォーク前橋」と商圏が重なるエリアに次々とSCがオープンする。

 SC戦争の様相を呈するこうした状況に直面しながらも浅井支配人は「1年9カ月分だけ優位な立場にある。人がそろい教育ができた。これはピンチではなくチャンス」と力を込める。

 同SCでは22日~24日の3連休、合計4,000人に商品券などが当たるスクラッチキャンペーンを実施する。

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