高崎商工会議所と高崎商店会連盟は、4月1日、慈光通りなどを会場に、よさこい踊り「たかさき雷舞(ライブ)」をメーンにした「商都フェスティバル2007」を開催する。
「たかさき雷舞」は、高知市の「よさこい祭り」に端を発する鳴子踊りで、同市のシンボル「だるま」をモチーフにした鳴子を使用し、八木節などをアレンジした曲に合わせて行うダンスパフォーマンス。同雷舞は、高崎まつりなどで開催されているが、同フェスティバルでの開催は初めて。今回は、県内外から10チームが参加を予定している。
同会議所の担当者は「中心市街地への集客アップと、商業の都『たかさき』を印象付ける目的で企画した。初回の結果をみて、来年どうのようなかたちにするかを検討したい。できれば、札幌の『YOSAKOIソーラン祭り』のようなイベントに育てたい」と話している。
昨年11月に開催された札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」には350チームが参加し、5日間に渡る熱戦を繰り広げた。延べ200万人を超える観客動員数を誇る大規模イベントに成長した同祭は、鳴子踊りのブームを巻き起こした。群馬県内では、前橋市が1995年から、イチョウの葉をかたどった鳴子を使う「だんべい踊り」を開催している。昨年の「だんべい踊り」には、踊り手だけで約12,000人が参加した。
「たかさき雷舞」当日は、大手前通り~連雀町大手前~慈光通り間の練り歩きが予定されている。14時開始、16時終了。約10万人の集客を見込んでいるという。