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高崎「たい焼き」新店オープン 「天然たい焼き」1日500匹連日完売

たい焼き(280円)

たい焼き(280円)

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 7月16日にオープンした「天然たい焼き くま吉(高崎市棟高町)」が好調で、連日完売している。

「天然たい焼き くま吉」店舗外観

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 たい焼きには「養殖もの」と「天然もの」があるのをご存知だろうか。マニアを中心にいつの頃からか分けられた。「養殖もの」は6~10匹程度を焼ける型を使い一度に大量に焼いたもの。「天然もの」は1匹の型で1匹ずつ焼いたもの。多くの場合「養殖」は電気、「天然」は直火を使うことが多いという。

 「くま吉」店主はゴムボートの製造を手がける「ハルナ」(高崎市棟高町)代表の竹内多久美さん。店長は長女の日菜(ひな)さんで「天然もの」で知られる浅草の老舗で修行した。店舗は「ハルナ」の敷地内。

 日菜さんは「ゴムボートの納品先が北海道が多く、北海道との縁を感じていた。北海道の食材を使いたい、父の好物がたい焼きで」と振り返る。一念発起、2023年10月から今年3月まで、あんの作り方、焼き方を学んだ。

 「小豆は美瑛町産のしゅまりという品種。淡い紫色の香りのいいあんに仕上がる。砂糖は最小限。小麦粉は十勝産のさらさ特。直火でていねいに焼くため1日500匹が限界」と日菜さん。焼き上がった「天然もの」は飛ぶように売れていく。

 価格は1匹280円。たい焼きのほか興部町エリア産の牛乳を使った「ソフトクリーム」(300円~)、夏季限定「かき氷」(300円~)も。

 営業時間は11時~18時。水日祝定休。

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