北関東を中心に557店舗を展開するコンビニエンスストア「セーブオン」(本社=前橋市亀里町)は7月15日、日本三大焼きそばのひとつとして知られる「上州太田焼そば」を発売した。
セーブオンのご当地グルメ企画は昨年10月に実施した「豚飯」「tonton汁うどん」(「TONTONのまち前橋」とのタイアップ)に続く第2弾。
「上州太田焼そば」は群馬県太田市の新名物。太田市で焼そばが流行し始めたのは1950年代で、富士重工業(同市スバル町)や関連企業に出稼ぎに来ていた東北地方の人から伝えられたといわれている。
「日本三大焼きそば」とは秋田県横手市の「横手焼きそば」、静岡県富士宮市の「富士宮焼きそば」と「上州太田焼そば」で、「上州太田焼そば」が誕生した歴史的背景からすると「上州太田焼そば」は「横手焼きそば」の流れをくむことになる。
一般的に「上州太田焼そば」は「太麺」と「黒いソース」が特徴と言われているが、上州太田焼そばのれん会では「店により麺や味付け、トッピングなどがそれぞれ違うのが特徴」としている。
その上州太田焼そばのれん会とセーブオンがタイアップして仕上げた今回の商品は、「太麺を使い、スパイスの効いた2種類のソースをブレンドしたソースを使い、素揚げのポテトとトッピング」(セーブオン担当者)したものでソースの色は薄め。価格は1個300円。
セーブオンでは「上州太田焼そば」発売に合わせ、上州太田焼そばのれん会の焼きそば職人「お薦め」の炭酸が強めの「地サイダー」(120円)も数量限定(72,000本)で発売、「『上州太田焼そば』といっしょに楽しんで」(同)と話している。
「上州太田焼そば」の販売は8月18日まで。
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