「群馬県立歴史博物館」(高崎市綿貫町、TEL 027-346-5522)が「HANI-1グランプリ」上位入賞した埴輪を集めた「新春はにわ祭り」を開催している。
馬がやけに大きい埴輪「馬に乗る人」HANI-1入賞埴輪の一つ
群馬県には埴輪を伴う古墳が2,000基程あると考えられている。全国的にみても突出している。国宝・重要文化財に指定されている埴輪の3分の1が群馬県内で出土したもの。
「HANI-1グランプリ」は2018年、群馬県内で出土した埴輪100体を対象に実施した人気投票で、群馬県内外から約6万票が投じられた。1位に選ばれたのは「笑う埴輪」(藤岡市出土)、続いて「ぐんまちゃん埴輪」(前橋市出土)、「盾持ち人埴輪」(高崎市出土)などが上位に入った。
「はにわ祭り」では「笑う埴輪」はじめ「HANI-1グランプリ」20位までの埴輪(本物10点、パネル4点、複製4点)を含む69点を展示している。群馬県立歴史博物館の担当者は「すごく多くの人が来館している。まだ見ていない人はぜひこの機会に出かけてもらえたら」と呼びかける。
開館時間は9時30分~17時。入館料は一般500円、大高生250円、中学生以下無料。1月28日まで。月曜休館。1月8日は開館、9日休館。