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高崎「箕輪城まつり」戦国時代にタイムスリップ 甲冑姿で攻防戦

「武者行列」甲冑はほとんど自前

「武者行列」甲冑はほとんど自前

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 日本100名城の一つ「箕輪城跡」(高崎市箕郷町)で10月29日、「箕輪城まつり」が開催される。

「箕輪城攻防戦」

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 箕輪城は戦国時代、1512年に長野業尚によって築かれた山城。長野氏の後、武田、徳川などが城主となり、井伊直政が高崎に城を移した1598年まで使われた。1987(昭和62)年に国の史跡に指定された。

 箕輪城まつりは2002年に初開催し、今回で21回目。箕郷町に町民らが甲冑などの装束で「武者行列」「箕輪城攻防戦(長野軍vs武田軍)」などを行うもの。今回は町民を中心に高崎、前橋、渋川など群馬県内、千葉県、東京都、愛知県などから約250人が参加する。

 箕輪城まつり実行委員長の宮川泰一さんは「本気で戦う攻防戦は迫力満点。戦国時代の風情そのままの箕輪城跡に立てば、あなたもたちまちタイムスリップ」と力を込める。

 まつりの開催時間は10時~。箕輪城跡で「地元農産物」「焼きそば」「焼きまんじゅう」などの販売を行う。「武者行列」は高崎市箕郷支所で9時30分~出陣式、10時スタート。11時20分頃に箕輪城跡に到着する予定。その後「鎮魂祭」などを経て「箕輪城攻防戦」は14時~。雨天決行。

 当日は臨時駐車場(関連画像参照)と会場を結ぶ無料シャトルバスを運行する。コースは「高崎市箕郷支所=ふれあい公園=箕輪小=箕輪城跡」間。運行時間は9時~15時。

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