1965（昭和40）年創業の「美ゆき食堂」（高崎市新町、TEL 0274-42-1337）が1月18日、リニューアルオープンした。

３代目の元プロボクサー、新井恵一さん

　店主の新井恵一さんは3代目。恵一さんは1998年、21歳の時にボクシングを始め、1999年にプロテストに合格。2001年のデビュー戦で吉田憲太郎を2R、KOで下し注目を集め、2002年には東日本新人王（ウェルター級）に。スーパウェルター級1位になった2009年の10月、惜しまれつつ引退した。

　選手時代には「家事手伝い」と称し美ゆき食堂の厨房に立っていた。引退後は美ゆき食堂に本腰を入れるとともに、ボクシングサークルを主宰。2010年には「ARAI Boxing Gym（新井ボクシングジム）」を設立した。

　リニューアルオープンを機に品目が多かったメニューを見直し「ソースかつ丼」と、かつおだししょう油味の「タレかつ丼」、自家製の「うどん」に絞った。

　以前の美ゆき食堂は壁にたくさんのメニュー札が並んでいた。恵一さんは「伝統を守りつつ新しいものを取り入れた。ソースかつ丼のソース、タレかつ丼のタレともオリジナル。うどんは美ゆき食堂の伝統の味」と胸を張る。

　メニューは「満腹セット（かつ2枚のソースかつ丼またはタレかつ丼、うどん）」（1,320円）、「かる盛りセット（かつ1枚のソースかつ丼またはタレかつ丼、うどん）」（1,100円）、「3枚かつ丼」（1,450円）、「2枚かつ丼」（1,080円）、「1枚かつ丼」（780円）、「肉汁うどん」（1,080円）、「もりうどん」（830円）など。

　営業時間は11時～14時。金土曜定休。