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高崎「京都らーめん」新店 「牛タン定食」から業態変更、背景は物価高

豚骨と背脂の二層のスープ、ネギは九条ネギ。「神楽らーめん」(800円)

豚骨と背脂の二層のスープ、ネギは九条ネギ。「神楽らーめん」(800円)

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 9月に閉店した牛タン定食店「たん善」が11月15日、「京都らーめん神楽」(高崎市貝沢町、TEL 027-386-8229)に生まれ変わった。

「京都ラーメン神楽」店舗外観

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 たん善は2020年9月にオープンした。原材料、商材、光熱費の値上がりに伴い価格を見直すなどしてきたが、価格転嫁が不可能なレベルに。そこに新型コロナの影響による客数の減少が追い打ちをかけた。

 業態変更を模索する中、たどり着いたのが京都ラーメンだった。京都ラーメンは豚骨系、鶏ガラ系など、いずれもこってりとしたスープが特徴。神楽は豚骨。血抜きした豚の頭骨とげんこつから取っただしとたっぷりの背脂で2層にしたスープのしょう油味だ。

 メニューは「神楽らーめん」(800円)、「味玉らーめん」(900円)、「ねぎらーめん」(950円)、「特製らーめん」(1,000円)、「チャーシューめん」(1,100円)、好みのラーメンと丼などのセット(プラス250円~)も用意した。

 オープンから間もなく1カ月。平日は170人、土日祝は250人を集客。運営会社「foods free」(高崎市貝沢町)の中澤陽さんは「客単価が牛タンの2,000円から1,000円になったので集客につながっている。女性の利用も4割と多め。手応えあり」と胸を張る。目標は月商500万円。現在、定休日廃止、深夜営業を視野に人材を強化中。

 営業時間は11時~15時、18時~22時。火曜定休。

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