8月27日、前橋市児童文化センターで開催された「第23回まえばしロボコン」で「ミシュラクラII(伊勢崎市立殖蓮中学校)」(中学生の部)、「キングあやちゃんず(伊勢崎市)」(一般の部)が優勝した。
第23回まえばしロボコンには中学生の部74チーム(292人)、一般の部22チーム(63人)が参加した。テーマは「宇宙SDGs スペースデブリを回収せよ!」。新型コロナの影響で予選はビデオ審査を余儀なくされたが、本戦ではまえばしロボコン史上初のリアル空中戦が繰り広げられた。
これまでのマシンがタイヤやキャタピラーなどの走行系なのに対し、今回は力学モーメント(空中でのバランス)、慣性(回転)など科学的な法則に着目したマシンが優勝・入賞した。
大会関係者は口々に「科学的な法則への挑戦が見事だった。テーマが難しかったので中学生の参加が減ったものの、ロボット科学の学びに新たな一面が加わった。今後の展開が楽しみ」と声を弾ませる。
まえばしロボコンは初心者も参加できるよう大学や企業がチームをサポートする。挑戦してみてはどうか。