「ヤマダホールディングス」(本社=高崎市栄町)が藤岡市に建設していた「ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場」(藤岡市本動堂)が完成し5月20日、落成式を開催した。
リユース市場規模は11年連続で拡大を続けており、2020年度版の市場規模推計によると2021年はおよそ2.4兆円。2025年には3.5兆円になると見込まれている。
家電・家具・インテリア・住宅・リフォームを扱うヤマダグループは、グループ内でのリユース・リサイクル完結を目指し、買い替えの際に回収した家電製品をリサイクルし、アウトレット・リユース店(90店舗)で販売している。
ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場は延べ床面積12,674平方メートル(3,826坪)の鉄骨造2階建てで、冷蔵庫・洗濯機7,000台在庫保管能力を誇る。生産能力は冷蔵庫・洗濯機・テレビ合計年間12万台。現在、市場に投入しているリユース製品は7万台。群馬工場を皮切りに、2025年までに30万台まで引き上げる考え。