関越交通(本社=群馬県渋川市)が4月1日、高崎駅発着の「定期観光バス」の運行を始めた。
コースはA「こんにゃくパーク・富岡製糸場・原美術館周遊・伊香保温泉」、B「赤城大沼周辺・赤城自然園散策・伊香保温泉」の2コース。Aは各施設入館料、ABともに昼食を含む。
伊香保温泉では降車もでき、降車の場合は「路線バス片道フリー乗車券(伊香保温泉~JR渋川駅)」「伊香保温泉周辺施設利用特典」を付ける。
関越交通は1994年、JR水上駅・上毛高原駅と水上温泉を結ぶ観光バスの運行を始め、1996年に群馬県内と成田空港や都心を結ぶ高速バスの運行を始めた。
高崎駅発着の定期観光バスの運行は、新型コロナの影響で利用者が激減した高速バスのインフラを活用し、高まりをみせる短距離観光需要に対応するもの。関越交通の担当者は「日帰りはもちろん伊香保温泉に宿泊し、プチ路線バスの旅を楽しんでもらうこともできる。ぜひ一度試してもらえたら」と呼び掛ける。
運行は4月1日~12月29日の金土日。料金はAコー大人7,000円、子ども3,750円、Bコース大人6,000円、子ども3,500円、定員は各コース40人。
予約は関越交通ホームページ、または定期観光バス予約センター(TEL 027-212-3000)で。問い合わせは定期観光バス予約センターで受け付ける。