前橋の市街地に新しい風を吹き込む「白井屋ホテル」に11月3日、パン専門店「白井屋ザ・ベーカリー」(前橋市本2、TEL 027-231-2020)がオープンした。
白井屋ホテルは2020年12月オープン。今年2月にはタルト専門店「SHIROIYA the PATISSERIE(白井屋ザ・パティスリー)」、9月には「ブルーボトルコーヒー白井屋カフェ」をオープンした。
白井屋ザ・ベーカリーはブーランジェ(=パン職人)で「BEAVER BREAD(ビーバーブレッド)」(東京都中央区)代表の割田健一さんがプロデュースした。割田さんは群馬育ち。前橋再生プラン「めぶく。」に共感し「街のパン屋として長く愛される店に」(割田さん)と意気込む。
パンは食パン・ハード系・菓子パン・調理パン・サンドイッチなど約50種類をそろえる。北海道産の小麦「ザ・キタノカオリ」を使っているのが特長で、群馬県内では初。価格は「食パン」(2斤800円)、「バゲット」(300円)、映画「かもめ食堂」(2006年、フィンランド)で話題になった「シナモンロール」(400円)、「白井屋の白パン」(180円)など。
オープン当日は開店1時間前から約50人が並んだ。広報担当の守田美奈子さんは「休日で天候にも恵まれ多くのみなさまに来店いただき、焼いても焼いても間に合わない状態だった。毎日おいしいパンを焼いているので気軽に立ち寄ってもれたら」と呼び掛ける。
営業時間は8時~18時。月曜定休(休日の場合は翌日)