緊急事態宣言下にオープンしたラーメン店「とんちゃんらーめん」(高崎市栄町)が間もなく1カ月を迎える。
とんちゃんらーめんは居酒屋「沖縄創作料理はなはな」(高崎市栄町)の姉妹店。はなはなは他の居酒屋同様に新型コロナの影響が大きく、最も落ち込んだ時には売上が2割まで減少した。
店主の岸達也さんは「夜がだめなら昼」と新業態を模索。居酒屋「幸屋きよまる」(高崎市新町)の店主で同級生の戸坂幸太郎さんに相談。戸坂さんは昨年9月から幸屋きよまるで昼の時間帯にラーメン専門店を運営している。
岸さんは「戸坂さんのラーメン店は新型コロナの影響で始めたものではないが、好調なことからノウハウを取り入れたいと思い店長を任せた。高崎駅近辺で博多の屋台のようなラーメン店にしたかった」と振り返る。
看板のとんこつラーメンは白濁したスープに細麺と博多の屋台のよう。ていねいに下処理した豚骨をタマネギ、長ネギ、ニンジン、ニンニクなどの野菜と煮込む。戸坂さんは「下処理で余分な脂を抜き、8時間かけてじっくり煮込む。ほかにはないすっきりとしたとんこつスープ」と胸を張る。
メニューは「純白-ピュア-とぅんこつらーめん」(650円)、「辛みそとぅんこつらーめん」(750円)、「替え玉」(150円)、「しょう油らーめん」(750円)など。
営業日は月火金土、営業時間は11時~13時30分。