中止が決まった自転車レース「第11回まえばし赤城山ヒルクライム」に代え10月9日、「赤城山ARヒルクライム」が開催される。
中止の発表5月20日。5月16日には「第9回榛名山ヒルクライム」が開催された。「こんな時期になぜ開催するのか」「中止すべき」などの意見もあったが、中止の場合、登録料の払い戻しができないことから「辞退を呼び掛け、返金できるようにしたのでは」など開催を擁護する意見もあった。赤城山ヒルクライムの参加募集は例年5月で、募集の前に中止を決めた格好。
リアルレースに代わり開催されるのが「赤城山ARヒルクライム」。ARヒルクライムは昨年に続き2回目。サイクリングアプリ「Rouvy」を使う。昨年は140人(海外23人)がエントリーし83人(海外7人)が出走した。
ARヒルクライムの参加費は無料だが、「スマートトレーナー」とRouvy の利用料(月額12ドル=約1,300円、14日間無料)が必要。スマートトレーナーは10万円前後~とややハードルが高い。
募集は6月中旬の開始を予定する。まえばし赤城山ヒルクライム実行委員会ではAR大会を「ニューノーマル時代の新しいレース」と位置付け、参加を呼び掛ける。