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高崎で「怪談」展 八雲・漱石・鴎外ら「こわい話」ぞろぞろ

小泉八雲「KWAIDAN」(1904年)表紙。現代でも通用しそうなグラフィック

小泉八雲「KWAIDAN」(1904年)表紙。現代でも通用しそうなグラフィック

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 小泉八雲・夏目漱石・森鴎外・泉鏡花・芥川龍之介や群馬を舞台にした怪談・奇談を紹介する「怪談 こわい話に花が咲く」が4月17日、「群馬県立土屋文明記念文学館」(高崎市保渡田町、TEL 027-373-7721)で始まった。

小泉八雲「耳なし芳一」の表紙

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 「怪談 こわい話に花が咲く」は小泉八雲の「KWAIDAN」(1904年)、夏目漱石「漾虚集(ようきょしゅう_)」(1906年)、泉鏡花「草迷宮」(1908年)、森鴎外、芥川龍之介らが手がけた怪談が掲載された図書雑誌、児童書など約150点を展示している。

 群馬県を舞台にした怪談は橘外男の「蒲団」など。橘外男は金沢生まれ。父親の仕事の関係で高崎で暮らしたことがあり、「蒲団」は上州多野郡(現、藤岡市)が舞台。

 怪談は人気があり、記念講演「文豪たちと怪談文芸」、講演「四谷怪談」はすでに定員に達したが、5月16日、6月6日には担当職員による展示解説が聞ける。

 観覧料は一般410円、大高生200円、中学生以下・障害者手帳を持つ人(その介護者1人)無料。

 開館時間は9時30分から17時。4月27日、5月6・11・18・25日、6月の火曜休館。

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