防災用、たためるヘルメット「タタメット」-イエローが生産本格化

たたんだ状態の「タタメット」。幅345ミリメートル×高さ210ミリメートル×奥行き35ミリメートル。A4ファイルを収納するファイリングボックスに収まる

たたんだ状態の「タタメット」。幅345ミリメートル×高さ210ミリメートル×奥行き35ミリメートル。A4ファイルを収納するファイリングボックスに収まる

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 防災用折りたたみヘルメットの開発と販売を手がけるイエロー(本社=館林市)は4月1日、2月中旬に出荷を開始した「タタメット」の生産を本格化する。製造は進和化学工業(藤岡市)。

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 タタメットは産業用ヘルメットの規格、厚生労働省の労働安全衛生法、保護帽規格「飛来・落下物用」の型式検定に合格した折りたたみ式ヘルメットで、「『タタメット』以外にも折りたたみ式ヘルメットはあるが、前出の規格をクリアしたのは『タタメット』が初」(イエロー広報担当者)という。

 同社では2005年3月に発生した福岡県沖地震のテレビ映像を見て、「頭部を守るためのヘルメットは防災用品として不可欠なものであるにもかかわらず、かさばるために備蓄されにくい。家庭でも学校でもスペースを取らずに収納でき、安全基準をクリアするヘルメット」(同)の開発を決めた。

 タタメットは、「いつでも携帯でき、本棚にも収納でき、いざという時には瞬時に立体化できる」(同)のが特徴。「平面から瞬時に曲面を伴う立体に変化させるのが大変だった」(同)と開発過程を振り返る。

 量産体制の確立に向けイエローに協力してきた進和化学工業の三村管理部長は、「『タタメット』は『たたむ』機能故にパーツの数が多い。量産体制の確立には、ヘルメットの製造を手がけて30年以上になる当社独自の量産技術が生かせた」と話している。

 「タタメット」は現在、東急ハンズなど店舗販売のほか、イエローのホームページで販売している。同社では、生産を本格化した4月からの6カ月間で10万個の出荷を見込んでいる。

関連写真ロフトやハンズのバイヤー招き、新商品開発途中経過説明会(高崎前橋経済新聞)タタメットイエロー進和化学工業

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