子育てが一段落した主婦が始めた「キッチン工房Waka」（前橋市下小出2、TEL 027-289-9983）の弁当が連日完売している。

【写真】タンパク質と野菜のバランスが◯「ガパオ弁当」

　店主の若林幸子さんは料理好き。家族のために振るってきた腕を生かし8月1日、夢だった弁当店を開店した。群馬県産の食材を中心に手作りする。メニューは弁当約20種類（600円～）、お惣菜約10種類（100円～）、デザート2種類（130円）。

　「煮込みハンバーグ弁当」（600円）に鎮座する大きなハンバーグは娘さんの好物で、数えきれないほど作ってきた若林家の定番メメニュー。

　女性客を意識し、ご飯は少なめ、おかずの種類を多めにした。利用客は女性が7割を占める。「もっとご飯が欲しい」という人のために大盛りは無料で対応する。

　一人で切り盛りしているため1日に作れる弁当は最大50食、通常30食。電話予約も受け付ける。若林さんは「一人でも多くの人におふくろの味を気軽に楽しんでもらえるよう、これからもっと数を作れるように工夫していく」と力を込める。

　営業時間は8時～14時。水曜定休。