知恵を絞り、絞りすぎたりした創作料理の雌雄を決する「第8回商工会青年部グルメグランプリ」が12月1日、「もてなし広場」(高崎市高松町)で開催される。
商工会青年部グルメグランプリは2012年に初開催された。群馬県産の食材1品以上を使い、100円以上で販売。来場者の投票でグランプリを決める。これまで玉村町1回、群馬伊勢崎4回、高崎市群馬1回、昨年は富士見が優勝。今年は42の青年部が参戦する。
富士見は昨年の優勝メニュー「赤城山賊焼」の進化系「赤城山賊煮」で連覇を狙う。煮込み料理は盛る人やすくうタイミングで具材が偏ることがあるが、誰にでも一定の具材を提供できるよう見えないところで掛けた手間がニンニク風味の味噌に溶け込んでいる。
群馬伊勢崎は「タピるんべぇーや!」で5度目の優勝を狙う。担当者は「来場者をびっくりさせたいので事前情報はメニュー名だけ」と詳細は不明。
長野原町は八ッ場ダムをテーマにした「八ッ場ダムシチュー」で初の優勝を狙う。八ッ場ダムは台風19号で注目を集めた。広いエリアに大きな爪痕を残した台風19号。群馬県内も大雨が降り、八ッ場ダムは一晩で満水に。当時は試験湛水(しけんたんすい)中で、3~4カ月かけて最高貯水位まで貯める予定だった。
開催時間は10時~15時。入場無料。