けやきウォークに「たい焼き」店-どら焼き店から業態変更、出足好調

アトレ大森店より約10席席数を増やしたイートインコーナーの利用も多いという

アトレ大森店より約10席席数を増やしたイートインコーナーの利用も多いという

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 けやきウォーク(前橋市文京町2)に3月1日、たい焼き専門店「銀のあん」がオープンした。経営は、たこ焼き「築地銀だこ」をはじめ7業態、全国に約350店舗を展開しているホットランド(本社=桐生市)。

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 同社は昨年3月の「けやきウォーク」オープン時に、どら焼き専門店「桜みち」を投入し1年間営業したが、「けやきウォークの利用者の年齢層が想定したより高かったため、『桜みち』の華やかな商品より『銀のあん』のたい焼きの方がニーズに合う」(同社広報担当者)と判断し、たい焼き専門店への業態変更を決めたという。「銀のあん」の出店は「アトレ大森店」(東京都大田区)に継ぎ2店舗目。

 オープンから1週間、同店担当者によると、「オープン当日の土曜、翌日の日曜は1日2千匹以上、平日でも約千匹と売れ行き上々」(同)と、好調な滑り出しとなった。

 同店のたい焼きは高温で一気に両面を焼くことにより、ぱりっとした食感に仕上げるのが特徴で、「一般的なたい焼きの焼き時間は約15分。当店は高温で焼くため約8分で焼き上がるが、あんの温度を下げ皮を安定させるために5分程さます。この工程を経ることによりテークアウトでもさくっとした食感を保てる」(市村店長)。

 一番人気は「北海道産のあずきを使ったつぶあん」で、ほかに「抹茶白玉」「白あん」「練乳あん」など全部で6種類を販売する。価格は1匹150円。イートイン用には「たい焼きと抹茶のセット」などがある。

 営業時間は10時~21時。イートイン(14席)もできる。

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