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前橋「全国アマチュアちんどん競演会」復活16年の歴史に幕

昨年、第16回の競演会に参加したちんどんマン。趣向を凝らした衣装で技芸を競った

昨年、第16回の競演会に参加したちんどんマン。趣向を凝らした衣装で技芸を競った

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 ちんどんの祭典「全国アマチュアちんどん競演会in前橋」が10月19日に開催される第17回大会で、16年の歴史に幕を下ろす。

【写真】若手の女子チーム、レッドカーペット

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 前橋は1950(昭和25)年、日本で初めて「チンドン屋大会」が開催されたちんどんゆかりの地。以降、半世紀以上開催されなかったちんどん大会を2003(平成15)年、前橋を拠点に活動するアマチュアちんどん「厩橋CHINDON倶楽部」が「ちんどん競演会in前橋」として蘇らせた。

 「ちんどん競演会in前橋」はコンクール形式でちんどん芸を競うもの。初回は3チームだったが10~15チームが出場するようになり、大勢の観客も集まるようになった。

 厩橋CHINDON倶楽部理事長の北原雄一郎さんは「前橋の街をにぎやかにしようと始めたイベント。始めた時はこんなに長く続けられると思っていなかった」と話す。

 2003年当時からみると、前橋で開催されるイベントが増えた。これにより会場の確保が容易でなくなり、協賛金も集めにくくなった。メンバーも16、歳を重ね、かなりのベテランになった。厩橋CHINDON倶楽部としての活動は継続するが、イベント開催は諦めることになったのだという。

 「最後はコンクールではなく、みんなで楽しんで盛り上がってフィナーレを迎えたい」と北原さん。当日は過去最大の17チームが参加する予定だ。

 開催時間は12時~。レストランモモヤ前にしつらえるレッドカーペットにちんどんマンが勢揃いし、街なか練り歩きに出発する。フィナーレは中央イベント広場で16時~。雨天決行、荒天中止。

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