ヤマハミュージック関東高崎店(高崎市緑町4)が2月17日、高崎中央センター(高崎市連雀町、TEL 027-326-2122)で開催した「2008ウインターコンサート-アコースティックディ」に、大学生~60歳以上の「大人」60人が参加し練習の成果を披露した。
同コンサートは約20年前から毎年開催されており、今回はピアノ、バイオリン、フルート、エレクトーン、ボーカルの5部門4部構成。「レッスン歴は短い人から10年以上の人までさまざまだが、この発表会を目標にレッスンを積み」(同店担当者)、「愛の挨拶」(エルガー)、「ノクターンop.9-1」(ショパン)、「アラベスク」(ドビュッシー)などを演奏した。
レッスン3年目を迎えた佐藤菊男さんは「人前での演奏は緊張する。だから家に来客があった時には必ずピアノの演奏を聴いてもらうようにしている。これを始めたら人前でも前より上手に弾けるようになった。1年ごとの目標は発表会だが、10年後にはリサイタルを開きたい」と意欲をみせる。
ピアノ演奏を終えた女性の「足がガクガク」とのコメントを受けて、「大丈夫ですよ、ピアノは足ではなく手で弾くものですから」と応じる司会者のことばに笑いが起きるなど発表会はなごやかに進んだが、客席の後ろからステージを見つめる先生の中には、「自分で演奏するよりドキドキする」と体でリズムを取りながら生徒の演奏を見守る姿も。
4部合わせて約300人が家族や友人の晴れ舞台を楽しんだ。
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